５月１２日の昼食は、郷土料理食を提供し、宮城県登米地方の「はっと鍋」を楽しんで頂きました。

「はっと」とは、小麦粉を練り、指で薄くのばして醤油仕立ての汁に入れた料理です。登米地方は有数の米どころでしたが、収穫したお米はほとんどが年貢として徴収されてしまう為、ご飯が足りない時の代用品として生まれました。しかし、当時の大名が「こんなおいしい物を農民に食べさせるのはご法度」と禁止にしたことから、「はっと」と呼ばれるようになったと言われています。

４月１３日の昼食にて、郷土料理食を提供しました。

北海道を代表する郷土料理で、鮭と野菜のたっぷり入った「石狩鍋」を味わって頂きました。

石狩地方では江戸時代から鮭漁が盛んで、大量を祝う際に漁師達がとれたての鮭を味噌汁が入った鍋に入れ、ご褒美として食べていたと言われています。

３月２２日の昼食にて、お彼岸食を提供しました。

桜とあんこ２種類の牡丹餅を楽しんで頂きました。

赤色には邪気を払う力があるとされ、あんこの材料である小豆には魔除けや不老長寿の願いが込められていると言われています。

桜の香りと味で春を感じて頂きました。

1月31日の昼食時、デイサービスとケアハウスでおでん屋を開催しました。屋台で各食堂へ行き、目の前で盛り付けをして、食堂中に広がるダシの香りと出来たてのおでんを味わって頂きました。

朝からじっくりと煮てダシの染み込んだ大根、厚焼き玉子、半片、さつま揚げ、つみれを食べて、身体の芯から温まって頂きました。

１２月１４日、特養の昼食でお蕎麦屋を開催しました。

多床室・ユニット各フロアへ行き、ご入居者の前で麺汁をかけて盛り付け、出来たてのかき揚げそばを味わって頂きました。おかわりとしてうどんも用意し、お好きな方をお選び頂ける様にしたところ、とても好評でした。

食堂に広がるダシの香りと、出来たてを楽しめるお店に行った様な雰囲気で、普段小食の方にもたくさん召し上がって頂けました。